大陰唇・小陰唇・膣前庭の愛撫方法を紹介していきます。
大陰唇パクパク愛撫
大陰唇は、陰毛が生えている性器の蓋にあたる部分です。 粘膜ではなく普通の皮膚なので、小陰唇に比較すると性感の低い部位ですが、性器の間接愛撫には便利な場所です。
普段は閉じて性器を保護していますが、全身愛撫を終えた頃にはパックリと口を開いていることでしょう。血流が増して、ポッテリと厚みも増しているはずです。
バクバク愛撫は、大陰唇を手で開閉させて性器全体を間接的に振動させる手法です。まず脚を開き、両手の指先を左右の大陰唇の上に置きます。姿勢は、寝具の上で上半身を起こしたまま、脚を投げ出して膝をやや曲げてリラックスした状態が適しています。
次に、両手を左右に動かして大陰唇の割れ目を開いたり閉じたりさせるだけです。 最初はゆっくり、そして徐々に速めていきます。速さはお好みで調節してみてください。
大陰唇と一緒に膣口も開閉するので、すぐにも指を挿入したくなるくらいの快感を得られることでしょう。
大陰唇パタパタ愛撫&毛穴愛撫
手を左右に動かしてパクパクさせる以外に、生えている陰毛を摘んで上下させることで大陰唇をスリッパのようにパタパタさせ、膣口や小陰唇を間接的に刺激することもできます。
パクパクに比べて快感度は落ちますが、それでもかなり効果はあります。 強く引っ張りすぎると痛くなるので、短時間にしておきましょう。
毛には神経が通っていませんが、毛穴は刺激すると案外に気持ちよく、文字どおり快感の穴場です。 ちょいちょいと引っ張ってあげるだけではなく、陰毛を逆撫でるように触ると背筋がゾクゾク感じる人もいるでしょう。
実はこの陰毛愛撫、初期愛撫で指先が肌につくかつかないかのスレスレで産毛を愛撫したフェザータッチの陰毛バージョンなのです。産毛よりも剛毛な分、刺激もフェザータッチじゃなくて強く触ってあげるだけなんです。
陰毛を持ち大陰唇を持ち上げてみましょう
小陰唇側溝なぞり
小陰唇は、形も大きさも個人差が大きく、愛撫方法にも個人差が表れやすい部分です。また、オナニーの癖で形が変わることも多々ありますから、なるべく左右均等に触ってあげるようにしましょう。片側だけを触っていると、そちらの陰唇だけが肥大化してしまうこともあります。
さて、小陰唇の形や大きさに関係なく、誰でも気持ちよく感じる愛撫は、 大陰唇との境目の側溝を指先でなぞる方法です。 普段刺激を受けにくいところですか ら、触った時の目が覚めるような触感に驚くかもしれません。
愛液・ローションをたっぷり指に絡め、なるべくゆっくりと滑るように指先を這わせ、上下に往復させてください。 繊細な部分ですから、爪を立てずに指の腹でなぞるようにしましょう。
段々快感が増すというより、ファーストタッチが最も気持ちよいので、2~3 回往復させる程度で十分です。 膣前庭への愛撫に移行する前の前菜的な愛撫としてやってみてください。
小陰唇サンドイッチさすり
側溝なぞりと似た技ですが、側溝だけでなく陰唇そのものも一緒に愛撫する方法です。ある程度、小陰唇の幅がある人に向いています。
まず指にローション・愛液をたっぷりつけて、親指と人さし指、もしくは人さし指と中指で2枚の小陰唇を挟みます。 小陰唇にもローションをつけておいた方がいいでしょう。
そして、2本の指を交互に動かして小陰唇を擦り合わせます。つまり、2枚の小陰唇を重ね合わせる形になります。
擦るだけじゃなく、時々摘まみ上げて引っ張ってみてもいいでしょう。リズミカルに引っ張ることで膣口も伸縮し、痛痒いけど愛液ダラダラ状態になること受け合い。
同じ作用ですが、左右の人さし指同士で挟み込むことも可能です。 もちろん擦っても摘まみ上げても面白いです。
膣口に近い分、振動が膣に伝わりやすく、ムズムズした快感がゆっくりと沸き上がってきます。 続けることで、「早く何か入れたい…」と気分が盛り上がってくるでしょう。
膣前庭なぞり&圧迫
膣前庭は、小陰唇に囲まれた窪みの部分で、湿った粘膜状になっています。膣口や尿道口のある広場のような感じです。
普段は外気にさらされることも少なく、刺激を受けることがないので、感じる部分だと知っている人は少ないかもしれません。実際には、おしっこが漏れそうなほどの快感を得られるスポットなのです。
粘膜ですので、爪を立てないで指の腹で愛撫しましょう。片手で陰唇を開いて膣前庭を広げ、膣口の周囲や小陰唇の内側の溝をそっとなぞってあげます。
または、膣口と尿道口の間をグイグイ圧迫します。 男性が快感を感じる前立腺 は、女性にも小型のものがスケネー腺という名前で存在しています。いわゆるGスポットとは、このスケネー腺の膣側の部分なのですが、男性の前立腺愛撫と同じに尿道口の下部を強く圧迫することで、間接的にスケネー腺を圧迫する作用があるのです。膣前庭はいわば、外にあるGスポットなのです。
膣前庭は、なぞっても圧迫しても、下半身の力が抜けて、膣口だけではなく、 尿道口も肛門も締りがなくなり、穴という穴が全開になる開放感が味わえるでしょう。