コラム

Gスポットって実は幻かも?

性欲やオーガズムの話になると、Gスポットの話題は避けて通れませんよね。
Gスポットって一体何?って思う方もいるかもしれません。
インターネットで調べてみると、「女性器内の一部で、性的に興奮させるポイントの一つ」と出てきます。

多くの人が、Gスポットを刺激すると気持ちいいと感じる場所だと思っているかもしれませんね。でも、実はそれは半分だけの真実なんです。

Gスポットの名前の由来

まず、Gスポットって名前の由来、知っていますか?

Gスポットの「G」は、ドイツの産婦人科医、エルンスト・グレフェンベルク医師の名前から取られています。
つまり、Gスポットを発見したのはグレフェンベルク医師なんですね。
彼は膣の構造について長年研究していて、膣口から2〜4センチのところに感度の高いエリアがあることを発見しました。
それが今でいうGスポットです。グレフェンベルク医師の名前は知らなくても、Gスポットのことは聞いたことがある人が多いのは、彼の研究を基にした本が1982年に出版され、世界中で読まれたからです。

でも、名前だけが先行して、Gスポットの本当のことを知っている人は意外と少ないかもしれません。

 Gスポットの真実

Gスポットは確かに膣口から2〜4センチの場所にあると言われていますが、それがいつも同じ場所にあるわけではないんです。
実は、普段は見えないところに隠れていて、快感を得ることで初めて現れるんですよ。

女性にも男性の勃起と似たようなメカニズムがあって、それがクリトリスで起こります。
クリトリスの海綿体が膨らんで内側に張り出し、その圧でGスポットが現れるんです

つまり、Gスポットを刺激して気持ちいいのではなく、気持ちいいことでGスポットが現れて、さらに快感が増すというわけです。

だから、Gスポットよりもクリトリスの方が重要なんですよ。

 

参考文献:うるおいの膣レッチ

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